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能登半島では、古くから「のとキリシマツツジ」が植栽され、広大で豊かな自然の山野に、燃えるような深紅の花弁が葉、枝、木すべてを覆い、辺りを真っ赤に染める光景は見事です。この花は成長が極めて遅く、長い年月をかけて、能登の人々が大切に守り育てた花である。また、能登一円で幸せを呼ぶ花として、嫁入り時に花嫁に持たせたとの伝承が残っているとのこと。また、この花は美しさを忘れられず、愛好家の手によって園芸種として立派な品種改良され、毎年5月上旬の開花時には、至るところで一斉に咲き、オープンガーデン(個人の庭などを一定期間公開する活動)が行われる。今年は天候の関係で一週間遅れて咲き、私は2カ所へ鑑賞に出かけました。 |
石川県中能登町にある円光寺の裏庭には推定樹齢600年で6株からなる幅13メートル、高さ3メートル(石川県一位)の大きさ、のとキリシマツツジが庭一面に真っ赤な花を咲かせています。昭和34年に町天然記念物に指定されました。 |
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石川県穴水町、穴水インターから約6キロメートル離れた四村地区は上中、越渡、桂谷、大角間の集落からなる山村、この地区では多くの農家でのとキリシマツツジが栽培されている。そのうちの上中の特産ツツジ「能登峨山(がざん)キリシマツツジは深紅の一重の花弁が特徴となっており、農家が休耕田や庭先、ビニールハウスで栽培され、満開となると「ツツジの里」は赤く染まるようになる。私は中橋家を訪ね、前庭には樹齢数百年のキリシマツツジが真っ赤に染まっていた。早速、のとキリシマツツジを記念に2株を別けてもらい、我が家で大事に育てたいと思っている。 |
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