今回は定番でなく、あまり知られていない寺社の紅葉のスポットを求めて、日帰りコースのハイキングを兼ねて叡山電鉄周辺(洛北)を歩きました。京都は紅葉シーズン、平日でも観光地は観光客でいっぱい、今回はバスツアーや自家用車で廻らずに歩く歩くで万歩計を見ると2万歩を越え、随分歩いたものです。
 
 
 山と渓谷が織りなす八瀬は比叡山山麓の地にあり、平安時代かの昔から、貴族や武士に愛された保養地であった。その八瀬にあり、高野川のほとりにひっそりとたたずむ「瑠璃光院」は春と秋に特別公開される。日本情緒あふれる名建築・名庭園で知られ、特に瑠璃の庭の紅葉は見事、書院の2階から眺めると、まるで紅葉の海に浮かんでいるようです。
格調高い数寄屋造りの建築は中村外二、庭園は佐野藤右衛門一統の作である。   

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長谷寺
紅葉の花柄の叡山電鉄の車輌
 
叡山電鉄の終着駅「八瀬比叡山口」
 
八瀬の紅葉
 
高野川沿いのモミジ
 
瑠璃光院の山門
 

山門から前庭を歩いての玄関
 

 
書院二階から瑠璃の庭を望む
 

 
瑠璃の庭は苔との色合いがよい
 

二階から写すと苔の上に紅葉がくっきり浮かびます
  
瑠璃の庭はある気象条件が整うと「瑠璃色に輝く浄土の世界」に見えると伝えられている?
  
書院から苔と紅葉の色合いは絶景です
 
茶室

山露路の庭で十三重の石塔がある
  

 
天台宗の門跡寺院。最澄が鎮護国家の道場として比叡山に建立。江戸時代に桂離宮を造った智仁親王の子、良尚法親王によって移築された。大書院の枯山水庭園は国の名勝に指定されている。山里の景色に溶け込むようにある「曼殊院」、勅使門と石段を彩る紅葉は燃えるような朱色に染まり、苔の上にちらちら舞い落ちる。枯山水庭園には樹齢400年の五葉松が凛とした姿で枝を広げている。国宝の不動明王像は撮影禁止。園内外は広くのどかな田舎の風景を見ながら色づく紅葉は散歩道にも良い。ただ、叡山電鉄「修学院駅」からは徒歩30分の距離に位置するので遠い感じする。
勅使門

紅葉に包まれる外側からみた小書院
  
枯山水の庭
 
勅使門に続く白壁と石垣に連なる紅葉

白壁に冴える紅葉
  




  
枯山水の庭
 


枯山水庭園の五葉松
  

 
 徳川家康が学問所として設立したのがはじまり。臨済宗南禅寺派の寺院。禅の修行の過程を表現した池泉回遊式庭園「十牛の庭」の紅葉が見どころ。本堂前の水琴窟の音色から秋の風情が感じられる。ちようど葉が散り始めた頃、一面に広がるもみじ絨毯をみることができ、書院からの上品な眺めはいつまでも飽きない。
圓光寺の山門


  

 


書院から見た額縁庭園 「十牛の庭」
  

色鮮やかな紅葉

苔庭に散ったもみじ
 
水琴窟
 



  

出入り口にある屏風


 

 
竹林と黄色に染まるもみじ

火灯窓からみた紅葉


 石川丈山が造営した山荘で「中国三十六詩仙像」を掲げる詩仙の間が名の由来。白砂とサツキの刈り込みが美しい庭園に真っ赤な紅葉がよく映える。また、土地の起伏を上手く利用した庭園は、視覚を楽しませてくれる立体的な造りが見どころである

詩仙堂の出入り口
  
染まった朱色のもみじ
  
苔の上に落葉
 


出口付近の小路
  

唐様の庭園 白砂に紅葉、つつじ、などの四季折々の花が緑によく合う
  

  

 
書院の屋根


  

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