滋賀県の永源寺、湖東三山(百済寺・金剛輪寺・西明寺)は琵琶湖の東に位置します。いずれも紅葉の名所として広く知られており、国宝、重要文化財が多数保存されている。四季を通じて観光客や参拝者が訪れるお寺でもある。私たちは小松を7時30分に出発、北陸高速道を経由して、午前中は永源寺を参拝、昼は永源寺温泉で入浴食事し、午後から百済寺、金剛輪時、西明寺を訪れた。
 永源寺は臨済宗永源寺派大本山であり、自然に囲まれ、秋には3000本のもみじが鮮やかな朱色に染まる紅葉の名所。葦(よし)葺き大屋根をもつ本堂はお世継ぎ観音が安置され、子授け安産子孫繁栄のご利益がある。
       
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長谷寺
愛知川にかかる旦度橋
 

 
総門
 

 

 


 
本堂
 
鐘楼
 

 

 



  

 



  正徳太子が、渡来した百済人のために推古14年(606)創建した古刹。「天下遠望の名園」と知られ、境内は紅葉シーズンに一段と美しさを増すが、訪れた時、色付きは全体的に咲き始めであった。


  

  

 


出世桜(10月~11月)
  

 
  天平13年(741)聖武天皇の勅願で行基により開かれた天台宗の名刹。行基手彫りの本尊は「生身の観音」として古来より信仰を集める。長い山道を登りきると、深遠な空気に包まれた国宝の本堂や三重塔などの大伽藍が目の前に現れる。春はさつき、石楠花が咲き、夏は紫陽花、秋には国宝の本堂前の「血染めの紅葉」が鮮やかな赤に染まる。四季折々の美しさ、歴史の深さが感じられます。

黒門
  

  

 
本堂前にある「血染めのもみじ」

本堂(国宝)
  

千体地蔵
  

  
名勝庭園
 








  

 
名勝庭園




 
  湖東三山エリアで最北に位置する西明寺、平安時代の承和元年(834)の開創の寺。国宝の本堂は戦国時代の戦災をまぬがれた鎌倉建築のもの。平安、鎌倉、室町の各時代を通じて、祈願、修行道場として栄え山内には17の諸堂、三百の僧坊があったとされる。 また、源頼朝が来寺して戦勝祈願したと伝えられている。戦国時代に織田信長は比叡山を焼き討ち、その直後に当寺も焼き討ちをしたが、幸いに国宝第一号の本堂、三重塔が火難を免れ現存している。秋から春にかけて咲く庭園の不断桜と真っ赤に色づた紅葉が三重塔に彩を添える。



山門

不断桜
  

 





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本堂(国宝)釘が一本も使われていない純和風建築


  

 


二天門(国宝)


樹齢1000年の夫婦杉

三重塔(国宝)
  

 





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