今年で2回目の刈込池の訪問、今年こそ三の峰が湖面に映るのを期待して向かう。湖面に映る「刈込池」は北陸地区有数の絶景ポイントだが、大野のHPの紅葉情報で確認すると週末まで見頃であるという。土・日曜日はスタート地点の小池駐車場は車で溢れ、、そこに至る対向車とすれ違うと神経をすり減らす、林道にまで路上駐車の車、早い時間に到着するべきと聞いている。。今日は平日で天候は晴れ、自宅を7時に出ることにした。アクセスは白峰経由で大野市から1時間で刈込池の駐車場に着くが、出かけるときはどこに行くにも運転注意であるが、この刈込池までの道は特に注意。山道がひたすら続くのと、道が狭いので対向車とゆずり合う場面が多くある。すぐ脇が崖!しかも柵やフェンスないの道。しかも車から見える景色がまた綺麗である。つい見とれてしまうが運転中は我慢しましょう。ようやくスタートの駐車場からしばらく下り坂を歩くと目の前の打波川には吊り橋があり、それを渡ると刈込池に行けるとの案内板があるが、六百数十段登りがある書いてある「石段コース」。一方、川沿いの林道に沿って刈込池にも行けるとの案内板がある「岩場コース」。私たちの体力を考えて、行きは「岩場コース」。帰りは「石段コース」にした。水量豊富な打波川沿いの林道は自然観察には快適であった。そこから歩いて50分かかったところに刈込池がある。
  刈込池は願教寺山の麓、打波川上流の標高1400mにあり、周囲400m水深最大4.5m。その昔泰澄大師が白山開山の際、白山山頂付近この千蛇ケ池に棲んでいた大蛇を分けて刈り込み、封じ込めた伝説から名付けられたと言われている。この池に流れ込む沢はあるが、池の水が流れ出るところはない。しかし、池の水位は一定で、池の周囲にはブナ,もみじ、カエデなどが色付き、周囲の自然を映す静かな水面には神秘的な雰囲気に包まれ、県内外の写真愛好家やハイカーが早朝から実景と水面の絶景に見入っていた。北陸地区有数の絶景ポイントであり、お勧めスポットのひとつである。

p                 前回の刈込池の訪問は  こちらへクリック


 
  

 


 
当時 打波川の上流の小さい滝を横目に歩く  


 
                        


 

人口の滝に出会う




打波川の上流の周辺は、まだ紅葉が早い

 

まず階段を上がり岩場の登りになる
三の

 

岩肌を縫って、あちこち足場を選んで登るが、降りるときは
滑りやすいので注意する。

       







 
      ブナやミズナラの原生林が生い茂り、秋になるとそれらがいっせいに
赤や黄色へと色を変え、美しい紅葉を見せてくれる

                             
 
                        

 
                        

 
   午前中は無風状態で湖面に映る紅葉に色づく木々を、そっくりそのまま映し出す
            



刈込池の一番の見所は、まるで鏡張りのように紅葉を反射させる池の水面。
色とりどりの木々を反転し映し出す様子は思わず目を見張るようなインパクトがある


 


 
周囲約400mの高原性の湖沼。ジュウモンジシダやサワグルミの林に囲まれ、サンショウウオなど珍しい生き物が生息する。荘厳な雰囲気も漂う鏡面のような水面に、モミジ、ナナカマド、カエデ、ブナなどの紅葉が映える光景は何とも優美だ。

当時

 
天気が良い日には、紅葉だけでなく青空をも一緒に映し出す水面。
青と赤や黄色のコントラストがとっても綺麗である。
当時

 
自然の様子をありのままに映し出す静かな水面はとっても神秘的です。