今回は自然観察会で1泊2日の予定で八ヶ岳坪庭自然園散策、横谷渓谷散策、諏訪大社下社秋宮の参拝と盛りたくさんの旅となった。八ヶ岳坪庭は標高2237mのロープウェイ山頂は、真夏でも気温20度前後まで下がる。この坪庭は八ヶ岳最後の噴火でできた溶岩台地で、地形の形状がすり鉢状になっている。溶岩の岩石がむき出しの土地に長い年月をかけて植物が少しづつ回復しつつの状態で、まともの土壌のない岩の間から一生懸命咲き誇る高山植物の生命力に自然の持つ生命力と力強さを感じる。一周30分の坪庭探勝路にはきみちや砂利道、階段があって雨が降ったりと足元が滑りやすくなっている。ただ、残念なのはゴンドラに着いてしばらくして雨になり、視界は霧で十分な散策できなかったことです。

 

ロープウェイ乗り場。駅内には売店も完備されている

 
    山麓駅広場



ロープウェイ
100人乗りで山頂駅まで7分

 

標高2237mの山頂駅の前にある案内板
気温20度前後で周辺は霧で視界がはっきりしない
 

 
                        
山頂駅前には通称「坪庭」という溶岩台地が広がっている

 
三の滝
ここから狭い石階段を上がると北八ヶ岳が望めるのだが・・・・
私たちは雨が降り始めて引きあげることにした。

 

坪庭周辺は草原と樹高の低い木々が広がって明るい印象である。
              ( 資料提供)

 

坪庭から2480mの北横岳を望むことができる。
北横岳は針葉樹林と折り重なる溶岩によって
独特の風貌を見せている。    
                                   (資料提供)

 
 
  横谷挟は蓼科中央高原に位置し、八ヶ岳連峰の中央部にある麦草峠を分水嶺して西側に向かって流れる渋川にあり、水量は豊富でほとんどは渓流といっても過言でありません。その中でも、乙女滝、霧降の滝、王滝、おしどり隠しの滝のある3kmに及ぶ範囲を横谷渓谷と称して多くのハイカーで賑わっている。川に沿って、4つの滝を巡る遊歩道が整備され、道に迷うことはありません。この渓谷は初夏の新緑、秋の紅葉、そして、冬の氷瀑が折々に表情を変え、多くのハイカーを引き付けます。沿線には温泉が点在し、ハイキングとしては約4時間程度で往復できる帰りには渓谷入口近くにある入浴施設で汗を流すのも山行の楽しみのひとつです。私たちは横谷温泉で1泊、王滝から下だるかたちで遊歩道を利用しながらマイナスイオンをいっぱい吸いながら新緑のトレッキングを楽しみました。
   横谷温泉で一泊した横谷温泉旅館のホームページへ
 

 

王滝
滝の展望台から見つめた「王滝」
三の

 
王滝
      横谷挟の主爆であり、落差、落ち口とも最大の規模。      

 
                        
遊歩道からの王滝を望む。この辺は道が険しく、
ヒールの高い靴では大変。登山のつもりで先を進む。
                             
 
     
王滝
大きさは2段の滝で壮大である。  
           

 
       一枚岩に流れる渓流。      
一枚岩と呼ばれる長さ40m(目測)一枚の岩盤
            の上を滑るように流れ落ちる滝。                        

             
            
屏風岩がある渓流。

                         



遊歩道には何ケ所か渓流の脇まで降りられ、
更にマイナスイオンの濃度が高まります。

 

遊歩道に沿っての樹木帯。

 

当時歩きやすい遊歩道でマイナスイオンをいっぱい
         吸えて、健康増進に役に立つでしょう。     

 

当時霧降の滝
 遊歩道のすぐ脇にあって傍まで寄れる。   

 

当時霧降の滝
 3ケ所に分かれて水量が流れ落ちている3つの筋の滝。   

 

鷲岩

いかつい岩。「鷲鼻」という言葉があるが
岩の形に似ているからでしょうか・・・・・


 

鷲岩の横に流れる渓流

 

乙女岩
名前に似つかぬ豪快な滝です。

 

滝の中間付近をシャッター速度を上げて撮影。樹木に遮られて
滝壺は見えません。カメラをハンカチで覆っての撮影です。


 

乙女滝の全景

 
  
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・4つの諏訪大社の内、下社は女神、上社は男神を祀っている。
・春宮と秋宮で祭神が半年ごとに交替で鎮座される。       
・4つの諏訪大社の内、秋宮が最もにぎわっている。        
・寅(とら)と申(さる)年に行われる御柱祭りが有名。        


諏訪大社下社秋宮公式サイト

 

諏訪大社下社秋宮の銅鳥居

文政12年(1829)地元の宮大工、原五左衛門を棟梁として建立
1829

 

神楽殿
2代目、立川和四郎富昌により天保6年(1835)に完成。
青銅狛犬は日本一の大きさを誇っている。



 

神楽殿を横から見た全景


 

大きなしめ縄は地元下諏訪町氏子有志によつて
大しめ縄奉納会の人々が出雲から職人を呼び寄せて造らせたもの。
長さ 約13メートル  重さ 500キログラム。


 

幣拝殿

春宮のものと構造は同じ。大きさは若干秋宮の方が大きい。
安永10年(1781)初代立川和四郎が完成

 

秋宮の御柱。 
御柱祭のホームページへ