「あぜのきらめき」という冬の光の風物詩が今年も始まっている。早速、輪島の白米千枚田を訪ねた。「あぜのきらめき」は全国的にも珍しい約2万個のLEDの光のイルミネーションである。ギネス記録にも設定されている。千枚田は、その名のとうり1000枚余りの小さな棚田がひしめいていて独特の景観を作り出している。冬の夜ともなれば、それらが赤い光に輝き浮かび上がせて幻想的である。現地に着いたのは5時30分頃、まだ、薄暗い時、時間が経つにつれ、千枚田のポケツトパークから眺めた光景は闇の中、赤い光の「あぜ」が浮かび上がっているかのようだ。2011年から始まった「あぜのきらめき」は今年で3回目、今年は赤一色であったライトアップは2色で途中から色が変化するようになった。
昨年10月19日に行われたキャンドルナイトはろうそくの使用は一夜限りで、その他の期間はLED使用。このイベントに使用するLEDは地元にある電子部品会社と協力し、独自に開発したソーラLEDでソーラーパネルで日中充電され、暗くなると自動的に点灯され、4時間で自動消灯になり、日照時間によって点灯時間が短くなることもあるという。 |