京都周辺マップ


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入場券
 
  先日、鉄道マニアの友人とJR6社が発行する「青春18きっぷ」を利用して、連日 たくさんの家族連れや鉄道ファンで賑わう京都鉄道博物館を訪ねた。2016年4月にオープンした京都鉄道博物館は、普段見ることができない貴重な車両を見学したり、リアルに動くSLに乗ったり、電車の運転体験をしたりと見どころがいっぱいであった。 そして、歴史と鉄道要衝の地である梅小路に誕生した京都鉄道博物館は、五感で体験する壮大な鉄道ミュージアムである。明治、大正、昭和、現在疾走する未来までが交錯する豪華な「鉄道時代絵巻」と「鉄道のヒミツ」を探すこができる貴重な施設である。                                                
 
青春18きっぷとは、JR普通列車が一日乗り降り自由にできるという旅を思う存分に楽しめることかできる
きっぷ」である。                                               
 ただし、次のルールがある。                                         
 1.JR6社の普通列車にしか乗れない。 快速列車はOK                       
2.利用期間が決まっている。                                      
        3.1日乗り放題の5回分は、連続した日程である必要はなく、期間内ならばいつでも利用可能.。          4.グループでシェアして使うことができる                                   
        5.1日分は2370円の格安である                                                                                    
私たちは能美根上駅を5:54に出発して京都駅には10:58に到着、京都に4時間過ごして、    
     帰りは京都駅16:00出発すれば20:10能美根上駅に到着できる1日コースになる。               要するに日帰りで京都に4時間過ごして2回の乗り換えで
2370円の乗車料金で済むことになる。
  能美根上駅5:54--芦原温泉6:36乗り換え 芦原温泉7:32--敦賀駅9:03乗り換え敦賀9:23--京都駅10:58                                    
青春18きっぷの詳細は     こちらへ
                        
 


 
京都鉄道博物館のエントランスホールの入口。


 

エントランスホール正面
まず正面にはどっしり構えたSLに昭和レトロな電車、
そして、丸い花がキュートな新幹線。日本を代表する歴史の名車両が出迎え。
           ここから京都鉄道博物館の旅が始まる。                      



 

SLのC62
狭軌のSLとして世界最速129Km/hも記録した
 

80系
1950年にカラフルな塗装でデビュ-し、電車による高速長距離輸送の礎を築いた。         
 三の


世界初の200km/h営業運転を実現し「夢の超特急」と呼ばれた。新幹線車両の0系
 

 三の滝
メインの本館に入ると新幹線、特急電車が並ぶ



 

世界初の寝台列車として、本州と九州などを結ぶ
特急電車の581:系

 

489系は北陸地方に配備されて関東や
関西を結ぶ「ボンネット形」


日本で初めて300km/h運転を実現。JR西日本の技術の結晶の500系新幹線
空気抵抗を抑えた流線型のフォームはいまでも大人気

 

 


 
DD51形が間近かに迫る。
すべての機関車には、車の前に機関車の形式が付けられている。
最初のアルファベットは、Dはディーゼル機関車、Eは電気機関車、
2文字目は動輪の数でA~H(1~8軸)の順に増える。ちなみにDは動輪が4軸、Fは6軸.







電気機関車のEF66形


   

 
1903年に製造された小型蒸気機関車。戦後は浜松機関区などで使用された。
1959年に高砂工場の入換えを最後に廃車され、半世紀にわたって使われた名機。
2016年重要文化財の指定を受けた。                        


 
本館2階からはずらり並ぶ展示車両を見下ろす。吹き抜けを囲むように展示室がある。

 
運転シュミレータ室
プロの運転士になった気分で運転体験にチャレンジができる





 


 

鉄道ジオラマ
大迫力のパノラマ展示を列車が駆け抜ける。
決まった時間には係員の解説と照明変化、
音楽の演出鉄道の一日を再現するプログラムを実施する。
 

 
惜しまれて引退した豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」
今でも、SLの牽引としても使われる。


 
看板SL第2検修庫
連絡デッキから作業風景を望むことができる。号


 
本館3階にあるスカイテラスから望む


 
本館3階にあるスカイテラスから望む
世界遺産。東寺の目の前を駆け抜けるN700A系新幹線


 
京都鉄道博物館の大きな特色のひとつが「生きたSL」の
扇形車庫(20台が保存・展示)と転車台


 

広々としたSLの殿堂で整備を終えて、
北陸本線や山口線へ 出張運転するため再び観光の旅にたつ


 
約1Km、往復10分の懐かしい旅の体験が楽しめる。乗車料金  300円


 

SLの現場は煙とともにボーツと鳴り響くスチーム号


 
次の発車まで入念に点検する機関士


 
火を生み出す石炭を入れる機関士


 
SLスチーム号は、新たに作られた専用ホームを出発後、
バックでゆっくり専用線を東へと向かう。約500m先の端は梅小路公園の東端で、
列車はここで折り返し、今度は前向きに、元来た道の博物館へと戻る


 
もくもくと煙を上げ、専用駅に帰ってくる列車は絶好の被写体である。


 
桜咲く梅小路公園から出発するSL