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白峰から勝山につなぐ157号線の途中、太田への入り口は左にヘアペンのように曲がって小道に入る。林道を登ると舗装がなくなり、3.4Kmの急勾配を上がると左手に大栃の看板が見えてくる。途中、大栃は左へと別れ、そこから800m登ると大栃が見えてくる。
私たちは「太田の大栃」まで地元のガイドが同行し、林道沿いの自然や景色を観ながら「楽しく歩く」をテーマに大栃を目指した。
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ここから800メートル先に大栃の木がある。 |
林道のサイドには至る所、すぎの木が整然と生えている
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この老木は直径4メートル、樹齢推定1300年で栃の木の大きさでは日本一と言われ、国指定の天然記念物「太田の大栃木」と呼ばれている。栃の木は白峰の山々に数多く自生しており、地元の人は古くからその実や花の蜜などを採り、様々な物に利用されてきた。現在、栃餅をはじめとする栃の実を利用した餅や菓子、とちみつが白峰の特産物として有名である。 |
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人間1人が入れるぐらいの大きさの空洞になっている大栃の木 |
大栃の木や葉っぱ、栃の実、栃の食文化を説明する志んさ本舗の織田 毅さん
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栃餅の作り方などに関することは、クリックボタンをクリックすると志んさ本舗のホームページとリンクします。
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白峰には古くから栃の実を食べると言う歴史があり、栃の実には胃腸に良い成分が含まれて漢方薬にも使われているなど栃餅を食べても胃にもたれにくいと言う効果があります。二日酔いの時も栃の実をかじると胃がすっきりするそうです。 |
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大栃の木からさらに約300m登ると子栃の木があります。 |
人間が1人入れるぐらい内部が空洞になっている。過去に最初に入った人が蜂に刺されて病院で治療を受けたそうです。 |