奧能登半島マップ   

  今回は能登半島の最北端に位置する石川県珠洲市を訪れ。一日目は能登町の恋路海岸、珠洲の 蛸島秋祭りの夜の撮影を兼ねて一泊した。日本海の荒波によって生み出される海岸線を走り、朝ドラの「まれ」の効果で観光客が殺到している。二日目は、日本海の豊かな自然の里山に囲まれた「日本絶景海道」の見附島~曽々木海岸まで認定されているルートをドライブする。H:見附島から撮影の朝陽に感動、翌日は民宿からB:須須神社、C:聖域の岬、I:禄剛崎灯台、F:椿展望台、D:すず塩田村、冬に「波の花」現象で知られる曽々木海岸、そして「まれ」のロケ地にもなった輪島の大沢町「間垣の里」を訪れた。



能登半島七尾北湾に位置する能登町の1キロメートルの
穏やかに湾曲した砂浜と浜に寄せる波は穏やかな海岸である


 
かつて、鍋乃と助三郎という愛し合う2人がいた。助三郎は夜ごと鍋乃が焚く火を目印に逢瀬
伝説の二人が寄り添う銅像
 恋路物語とはある晩、助三郎の恋仇が別の場所に火を焚き、
おびき寄せられた
助三郎は、海の深みに身を取られて命を落としてしまう。
また
鍋乃もその悲しみから海へと身を投じてしまい、生きているうちに
結ばれなかったと言う、この2人の悲しい恋物語である。



 

弁天島が浮かぶ恋路海岸

 

恋人たちの散歩道はラブロードと呼ばれ、恋人たちが訪れる恋の橋渡しになっている 

 
                        
ハート形の「
幸せの鐘}が設置されている


 

恋路駅から宗玄トンネルまで約300mの小さな鉄道で
2005 年(平成17年)、能登線の廃止により廃駅となった

 
詳細はこちらへ



   
恋路駅構内




見附島
高さ28メートル、その形から別名「軍艦島」とも呼ばれる能登のシンボル

      



一帯は「えんむすびーち」と呼ばれカップルに人気がある




 

一晩お世話になった民宿「まつだ荘」



手前には大海原、山から昇る朝日はラインを映し出し、5時30分頃の日の出に感動する

    

 

5時50分ごろの朝陽は「見附島」と「幸せの鐘」をシルエットにする



須須神社境内ではキリコ祭り用のキリコの組み立てを行っていた

    

 
    
                             
 
     
         



須須神社 
 
                        



 須須神社は日本海一帯の守護神とされ、第10代崇上天皇の時代に
     創建された由緒あ神社で宝物殿には貴重な古文書や木造男神像がある            

 
            聖域の岬            
出雲の国引き神話で有名な珠洲岬の展望台で「
聖域の岬
とも呼ばれている日本三大パワースポットとなっている
           



聖域の岬から見たランプの宿
海に落ち込んだ崖下に建つ「
ランプの宿

 

聖域の岬にある空中展望台

 
  
道の駅「狼煙」
珠洲の特産品「大浜大豆」を使った豆腐、豆乳ソフトクリームが美味しい。


 

禄剛埼灯台(ろっこうさき)

明治16年(1883)に造られた灯台。能登半島最北端にあり、
海から昇る朝日と海に沈む夕陽が同じ場所で見られるので有名。


 

高さ12メートル、水面からの灯火48メートルでイギリス人技師の設計
灯台内は見学不可であるが、年に数回一般公開している


 

面白い光景に遭遇する。道端には案山子が並ぶ。過疎化に悩む地域の活性化なのか・・・・


 
椿展望台
奧能登絶景海岸沿いにある展望台のあるベンチに腰掛けて
能登の山、海がおりなす雄大な自然美を眺める。木の浦海岸に
2月から4月にかけてヤブツバキが一面真っ赤に咲き誇るそうだ。




展望台の道路向かい側にある椿茶屋があるが閉店であった


 

道なりに一つの揚げ式塩田に出会う



 

奇岩の「ゴジラ岩」



道の駅「すず塩田村」
仁江海岸で受け継がれてきた「揚げ浜式」の塩作りを今に伝える道の駅。
地元でとれた塩や加工品を販売するほか、塩の資料館「揚浜館」を併設。
塩田体験や塩作りの作業の見学ができる。                 

    



打桶に海水を入れて塩田に置く作業
海水を均等に撤くには「潮汲み3年、潮撤き10年」かかるという。熟練技が必要。
揚げ浜式製塩の塩作りのホームページは  こちらへ




かえ桶(海水を汲ぐ時の桶)と引桶(汲いだ海水を溜めるための桶)
    




打桶に海水を入れ、塩田に撤く作業所。
    



    



釜屋(5.4メートル×7.2メートル)の茅葺きの建物
    



荒焚きしたかん水を濾過する胴桶と釜
    



荒焚き、本焚きする釜と薪
    



 カン水を6時間かけて荒焚きしてろ過。次に
約16時間かけて本焚きすると塩の結晶ができる。



垂水の滝
高さ15mの絶壁から勢いよく海に注ぐ珍しい滝。
落ちる水しぶきに夏は天然シャワー、冬の厳冬期には、
風が吹き上げられ、霧の中を白龍が天に昇るような
「逆さ滝」という幻想的な光景が見られます。




窓岩
冬の厳しい井日本海の荒波をまとめに受ける曽々木海岸に、
そこにシンボル的な存在として「窓岩」がある。板状の岩の真ん中に
直径2メートルほどの穴が空いている。             
    



白米の千枚田
海に向かう斜面に1000枚を超える水田があり、幾何学的模様を形成している。
水田に光りが映る初夏、黄金色の稲穂が揺れる秋の美しさは格別である。


    



LED電球をあぜに2万個以上設置しライトアップされている。
「あぜのきらめき」はこちらへ

    



間垣の里(輪島市大沢町)
間垣とは、高さ5メートルほどの細い竹を陵間なく並べた垣根。
冬の強烈な季節風から家屋を守り、夏の暑い西日を遮る効果がある。

    



    
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