那谷寺は石川県小松市にあり、奈良時代、泰澄法師によって開かれた。荒野山真言宗別格本山で美しい岩山と四季の草花に囲まれた歴史あるお寺です。五木寛之著「百寺巡礼」にも掲載され、境内を散策すると、松尾芭蕉が奥の細道で詠んだ句碑があり、秋には紅葉が色鮮やかに庭園一杯に広がります。
「那谷寺」の由来は、平安時代中期に花山法皇が行幸されたとき、法皇は「私が求めている観音霊場三十三カ所はすべてこの山にある」と言われ、西国三十三カ所の第1番・那智山「那」と第33番、谷汲山の「谷」をとって「那谷寺」と改めたことに由来している。江戸時代になり、境内の荒廃を嘆いた加賀藩初代藩主前田利家の息子、第3代加賀藩主・前田利常が寛永17年後水尾院の命を受け、名工・山上善右衛門らに岩窟内本殿、拝殿、唐門、三重塔、護摩堂、鐘楼、書院などを造らせた。昭和16年、利常公ゆかりの建造物すべてが国宝(現・重要文化財)に指定され、現在でもその歴史ある姿を見ることができます。折しも前日から降り積もった雪降る中
で撮影をおこなった。 
            


雪降る中の本堂

     三重塔

      参道
 

岩の中の地蔵

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    ふうげつ橋










 
 23ヘクタールの境内では、イロハもみじ、ヤマもみじ、カエデなど赤々と燃えるように美しい。展望台から望む奇岩遊仙境は境内一の絶景です。



   参道


 

  三重塔

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    山門

    金堂

 

    本堂

 







  奇岩遊仙境








   鐘 楼

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