青く澄みきった秋の空に6本の白線が等間隔で引かれていく。16日に航空自衛隊小松基地で行われた「令和元年航空祭inKOMATSU」に空自のアクロバット飛行チーム、ブルーインパルスが令和になって初めて6機そろって登場、12万9千人(主催者発表)の航空ファンをうならせた。
ブルーインパルスの飛行は午後にスタート。ごう音が空を裂き、時速800キロの背面飛行などの一糸乱れぬ妙技を繰り出す編隊。スモークで空にハートマークが描かれると、基地を埋めるファンは
「すごい」と歓声を上げ、盛んにカメラのシャッターを切った。 小松基地所属の303、306飛行隊、アグレッサー、救難隊の飛行に加えてブルーインパルスのアクロバットフライトや、アメリカ空軍F-16デモンストレーションチームのフライトなども行われました 来年2020年3月20日には、ブルーインパルスの本拠地である松島基地に、ANA・JAL双方の塗装を施した旅客機でオリンピックの聖火が到着。その際ブルーインパルスによる展示飛行も予定されています。五輪を描くために、20年ぶりにカラースモークの復活も進められています。
|