赤丸が撮影場所  
観察時の注意看板

  
本格的に雪が降り始めるとされる時期、今年は雪の無いお正月を迎えた。元旦の午前中に近くの安宅住吉神社へ初詣に出かけた。その足で加賀市の柴山潟付近の干拓地に着いたが、さすがに人の気配がない。幸い
コハクチョウの約100羽が水田で餌を食べていた。そして、1時間かけて観察を始めたが一向に飛ぶ気配がない。1時間で諦めた。そして、もう一度リベンジして3日の午後3時頃、干拓地に到着、今度は場所を変えてところ狭しと約150羽いただろうか、2時間かけて観察していたところ人も増えてきた。しかし、一向に飛ばない、やはり飛ぶ姿が絵になる。ようやく4時頃になってグループで飛び始めたのである。2回もコハクチョウを観察できたのはラッキーであった             
              
冬の田んぼに水張り・・・・小松・湖東町            
 シベリアから飛来するコハクチョウが、冬も田んぼに水を張る「冬期湛水」が行われている小松市湖東町で今年も羽を休めている。私も観察に行った時、のんびりと餌をついばむところを写真に収めた。冬期湛水をする事で雑草発芽が抑えられたり、水鳥の糞で土壌が豊かになるとされることから、湖東町周辺では10年前から取り組む農家が増えたという。今年は昨年の3倍の約20ヘクタールで実施されており、年々、飛来するコハクチョウの数も増えている。野鳥の観察をする一人の方は、年々湛水によって過ごしやすい環境が作られコハクチョウが定着するようになった。さらに飛来数が増えてほしいという。      ( 一部北国新聞転載 )                                
カメラ機材  キャノン EOS7DMarkU             
 レンズ    EF70-200mmF4L、EF100-400mmF4.5-5.6  
                                                                                     
 
     水田で水遊びをするコハクチョウ(元旦の11時頃撮影) 
         

 
着水するコハクチョウ




 白鳥が好んで食べるものは、川や湖の水底の水草の
根や茎、藻、他には水田の落ち穂や雑草などである



   
着水寸前の様子


 
時々、グループで飛び交う


 
落ち着い

 三の

 
                        

 




越冬のために何千kmも旅をして日本へやってくる


   
    



 着水するコハクチョウ



 
t

 

白鳥は家族の絆が強く、そろって行動する。
首を上下にふって移動の合図をしたり、にぎやかに鳴きあったりする


 
柴山潟には3日15時頃に到着したところ
近くの田圃に150羽ほどのコハクチョウがいたので、
白山連峰を背景に飛ぶシーンを期待しながら待機した。
ところが・・・いくら待っても飛ぶ気配を見せてくれません。



 

日本に渡来する白鳥のほとんどは、ユーラシア大陸の北部で繁殖する
オオハクチョウや北極圏周囲部のツンドラで繁殖する
コハクチョウである



 
                        

 

 

 
着水体勢に入るコハクチョウ


 
餌がなくなったのか移動を始めたコハクチョウ

                                    

 

日中はエサを採ったり、休んだりして過ごし、夕方から日没頃にねぐらに戻る。
野鳥たちに一番大切なのは、安心してエサ採りができて、休息や寝る場所が
    ある自然環境である。 100m以内に近づかないよう温かく見守ろう         


 

 柴山潟には15時ごろに到着しました。近くの田圃に100羽ほどの
コハクチョウがいたので、飛ぶシーンを期待しながら待機しました。
ところが・・・いくら待っても飛ぶ気配を見せてくれません。
とうとう日が暮れて、地元の人達もみんな帰ってしまい、私一人になってしまいました。
既にカメラのAFも利かないし、撮影出来る状況になく、
諦め掛けた頃に、やっと飛び始めました。     


 
夕日の茜色の空にコハクチョウが飛ぶ

最初に戻る