1月7日、バスツアーで伊勢神宮初詣に出かけました。小松7時30分出発。伊勢神宮12時頃到着しました。伊勢神宮は内宮、外宮の2つがあり、参拝するときは、神に奉る食物を司る豊受大御神(外宮)に参拝したのち、太陽神である天照大御神(内宮)に参拝するという順番にするのが正しいとされているのですが、私たちはバスツアーの日程に従って最初に内宮・おかげ横丁で3時間、その後、外宮に1時間をとりました。幸い正月明けでもあり、快晴で渋滞もなく非常にスムーズに廻ることができました。ガイドの話では正月期間は時間どうりにいかずお参りできずにUターンする人がバス駐車場に帰らざるを得なかったそうです。
 
  

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 皇帝神宮は通称「内宮」とも呼ばれ、神路山、島路山を源とする五十鈴川の川上に鎮座している。主祭神は天照大御神で女性の太陽神で、皇室の始祖であり、この神名はお祭りに際して神前で畏まって称え申し上げる最高の名称で常に皇大御神や天照御神と申し上げている。 

 
                        
正面から見る大鳥居の姿は感動的で
身も心も清浄で心構えの大切さを感じられる

 

正面の入口にある高さ7.44mの大鳥居

 

宇治橋は20年ごとにかけ替えられ、
全長101.8m、幅8.421m欄干の上には16基の
擬宝珠をそなえた純日本風そり橋で檜で
作られ、橋脚の部分は欅を使用している



    宇治橋

内宮への入口の五十鈴川にかかる橋は、日常の
世界から神聖な世界への架け橋と言われている。

 

手水舎
神社に参拝する時、手を洗い、口をすすぐのは川や海の中
に入って禊をし、心身を清めていた行事を簡略化したもの

 三の滝
清らかさの象徴。内宮参道の右手の緩やかな斜面を
下りると元禄5年徳川綱吉の生母、桂昌院が寄進したと
いわれる石畳
を敷き詰めた五十鈴川岸のお手洗い場がある

 三の

水源を神路山、島路山に発する、神聖な川、
清浄な川として知られる五十鈴川の水で
心身ともに清めてから参拝しよう

 
                        
五十鈴川にもおさい銭が投げ込まれているようだ。

 

二の鳥居と参道には参拝者が続く 



お札やお守りはこちらの館で受け取ります


 
  


 

御正宮

垂仁天皇26年にご鎮座されてから2000年。
四重の垣根に囲まれています。20年に一度
式年遷宮の大祭を行って建て替えられてきました

 

唯一神明造りの古代の様式を伝え、茅葺き屋根には10本
の鰹木が載せられ、4本の千木の先端は水平に切られている


 

新しい正宮の敷地

御正宮の敷地は東西2箇所あり、20年に一度
の式年遷宮で社殿が建て替えられます。
平成25年にはここが新しい社殿になります。


 
                        
内宮神楽殿

 
                        
火除橋を渡って帰ります


 
  遷宮とは、神社の正殿を新たに造営、修理する際や正殿を建てたときに御神体を遷すことをいいます。そして式年は定められた年ということで伊勢神宮では20年に一度行われます。第1回の式年遷宮が内宮で行われたのが持統天皇4年(690)のことです。それから1300年にわたって続けられ昭和60年に第60回、平成5年には第61回、そして今年、平成25年に第62回を予定しています。神宮にとって永遠性を実現する大いなる営みでもあり、伝統工芸の優れた技術を守り伝えるという重要な意味があり、御造営とともに式年遷宮に欠くことのできない大事業です。下記の写真は平成5年の参集殿内の写真パネルから転載しました。

 

洗い清め(平成5年のときの写真)
新殿にあたり殿内を洗い清めます


 

御白石持行事

新しい社殿の敷地に旧神領民が宮川の河原で
集められた白石を自らの手で敷き並べ奉納する行事。
遷宮の年に執り行われ、全国から多くの特別神領民が参加する


 
                        
川原大祓い

仮御桶代・仮御船代や御装束神宝を遷御に奉納する
神宮祭主以下の奉仕員が「川原祓所」をお祓い清めます



 

遷御

遷宮諸祭の中で最も重要なお祭りで、浄闇の中、
御神体は絹垣に囲まれた新しい神殿へお遷りになる行事



 
 内宮の門前町「おはらい町」の中ほどにお伊勢さんの「おかげ」という感謝の気持から、平成5年7月に誕生した町「おかげ横丁」です。約2700坪の敷地内には、江戸から明治ににかけての伊勢路の代表的な建築物移築、再現され、この地方の魅力が凝縮されていて、三重の老舗の味、名産物が一度に体感出来ます。お正月期間中は大変な混雑でした。でも、これも何かのイベント気分になりました。


 


 


 

 

おかげ横丁にある赤福本店
買物に列ができるほど繁盛している

 


 


 

太鼓のイベント

 


 
 
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   豊受大御神をお祭りを申し上げる神宮を別を外宮という。この豊受大御神は皇大神宮(内宮)遅れること481年、雄略天皇御代、天照坐皇大御神のお告げによって、丹波の国から伊勢の国から内宮に近い山田の原にお迎えした、今からおよそ1500年の昔のことです。豊受大御神は神にたてまつる食物をつかさどり、食住、広くは産業の守護神としてあがめられています。                               

 

火除橋の左先に手水舎で手を洗い
口をすすぎ身を清めて参道を進みます

 

第1鳥居をくぐり参道を歩くと樹木が
覆いしげり神域の雰囲気が感じられる


 

第2鳥居

 

厳かに正殿の正面には囲い板ある。
これは正面から撮影禁止なのか・・・


 

外宮の正宮

でも正面から撮影したのは私だけなのか・・
ご利益がないかも・・・・

 

建築様式の御正殿はほぼ内宮の正宮と
規模や造りは変わらないが、鰹木は内宮より少なく、
千木が外削(先端が垂直に切られている)になっている。


 

土宮(別宮)

御祭神は大土之御祖神という古来
からの神宮域の土地の守り神


 

この約100段の石段を上がると多賀宮がある。
やはり高台にあるのは別宮の筆頭神社なのかも知れない・・・

 

多賀宮

外宮において正宮に継ぐ重要な場所として重視され、
別宮の筆頭であり、一段と高い位置にある。
御祭神は豊受大御神の荒御魂を祀ってある。

 

風宮

級長津彦命(しなつひこのみこと)の
風神を御祀りしている風宮。農作物の
成長を妨げないよう天候の順調を祈る

 

外宮の神楽殿

神楽の奉奏やお供え物の奉納、神楽舞など執り行われる


 

「せんぐう館」と「神舞の舞台」

仲秋の名月には神宮観月会が行われる

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