シャクナゲを見ようと満開の時期はいつもゴールデンウイークの5月上旬、この時期は田植えで忙しい。しかし、田植機が4日にトラブルが発生、部品交換で休みがとれた。,念願の加賀市の富士写ケ岳(標高941.9m)へ出かけた。富士写ケ岳の山頂に続く道は、枯淵コース、我谷コース、大内コース、そして、火燈山から小倉谷を経由する不惑新道の4つのコースがある。どのコースを選んでもシャクナゲに出会えので最もポピュラーな我谷コースを選び、自宅を7時30分に出発、山中町を抜けて我谷ダムへ向かった。駐車場に着いたのが8時20分、すでに駐車場はGWなのか満車状態。仕方なしに道路脇に車を止め、スタートは朱塗りの吊り橋から登山口へ、このコースは他のコースと違って急坂が多く滑りやすい、ところどころ固定ロープが張られている。でも、ひと登りするたびに平道に出るから一息できる。シャクナゲを見ながら山頂を目指し、到着は11時30分であった。高年齢から参考コースの1.2倍の登り3時間、下り2時間(撮影時間を含む)かかった。急坂での固定ロープ、一部の平坦な道、ブナ林、登山道の両脇のシャクナゲの満開ラッシュに出会い疲れも忘れる。今年は一段と綺麗なシャクナゲであった。
富士写ケ岳は大聖寺の作家「深田久弥」が12歳のとき、初めて登山を経験し、山の魅力に引き込まれたきっかけになったのがこの富士写ケ岳である。 |