雲水の生活
5 永平寺パンフレットより |
◎坐禅 坐禅は修行の根本。背筋を伸ばして市井を正し、静かに息を整えて座れ ば心も自ずから正しくなり、み仏の徳が備わる。 |
◎行鉢 行鉢とは正式な作法に則り食事を頂くこと。永平寺の食事はいわゆる精 進料理 と言われる菜食で、食事も大切な修行。 |
◎作務 坐禅だけが修行のすべてでなく、坐禅の精神を日常生活に展開していく ことこそが大切。毎日行われる廻廊掃除など作務はいわば「動の坐禅」と言える。 |
◎朝課 朝の坐禅が終わると、法堂で朝課(朝の読経)が始まり、東の空がほんのりと白みがかかった頃、修行僧の一糸乱れぬ読経の声が一時間あまりの山内に響きわたり参拝の皆さんと共に心が清浄になる厳かな一時
である。 |