赤兎山周辺のマップ 
 
  赤兎山が紅葉真っ盛りと聞いて山好きにはじっとしていられない。今日は秋晴れ、早速、私たちは白山市の白峰から谷トンネルを抜けて、大野市の小原集落はずれのゲート前で林道の保全協力金300円を支払い、グングン高度を上げて1150mの登山口の手前の駐車場に午前11時到着。クルマを停め登山口へ向かう。しかし、登山口付近は紅葉していたが、山々を眺めるとすでに紅葉が落ち気味である。ここまで来れば赤兎山(1629m)の頂上を目指して登るしかない。ルートは上記の参考コースタイムより若干オーバしたが年齢的に止む得ないであろう。登山道はいくつかのコースのある中でこのコースは最短コースである。そして、頂上に午後1時に到達。その後、避難小屋で焼肉パーティした後、帰りは快調に飛ばし一気に降りた。なぜなら白山スーパ林道も門限があるように林道の門限ゲートは午後5時である小原峠以降は晩秋を漂わせる雰囲気であったが稜線から眺める紅葉、ブナの原生林が広がるなど変化に飛んだ登山を楽しむことができた。 
 赤兎山の由来は、雪解けのときに山肌に兎の形をした地肌が出ることから山名が付けられたという。やさしく女性的な丸みを帯びた山で兎に似ているところから付けられたともいう。 
 
   
 
11時頃到着。2ヶ所ある駐車場のうち平日でもあり、上の駐車場に停めることができた。
 
中地蔵の脇からスタートする。この道は白山を開山した泰澄大師への越前補定道

 
 石がごろごろしているが歩きやすい道である
 
まだ下の方は紅葉が色付いていた 
 
ブナ林にさしかかり、落ち葉のジュウタンの上で歩きやすい
 
 
紅葉のトンネルを潜り・・・・

 
 最初の沢のせせらぎ音を聞きながら歩く

 

沢に沿って平坦な道をしばらく歩くことにする

 

岩をかいめぐりながら歩くのでスリル満点。
 
小原峠に到着し小休息をする。左側へ行けば大長山、右側は赤兎山方面を目指す。
 

小原峠は白山禅定道の六宿目、伏拝の場所でもある
 

木の根を乗り越える段差の大きい急坂にさしかかる
 
木の際間から見える標高1671m大長山の展望。次に目指すは大長山・・・・
関西の有名大学ワンダーフォーゲル部の雪山遭難のニュースはまだ記憶に新しい
真っ赤に色付いているナナカマドのお出向かえ


ナナカマドの実


もののけぽっい道もあった

 

大船山との分岐点でちょっとひと休み。ここから先はルンルンの歩きになる
 


    大船分岐を過ぎると赤兎山の山頂が見える、山頂までもう一息である。がみえる。
 赤兎山の山頂。景色は360度パノラマのはずであるが雲がかかって見えない。
        晴天なら経ケ岳、三ノ峰、別山、白山が見えるはずである。パネルで確認する。                     
 

山頂の標柱が古くて文字が見えないが、良く見ると「赤兎山標高1628m」と書かれている

赤兎山登山の目的は頂上に立つことでない。
その先にある広い草原を超え、避難小屋で昼食に焼肉パーティをすること。
 
 
枝トンネルをくぐり抜け避難小屋へ向かう



向こうに見える丘を超えれば避難小屋が見えてくる 。もう一息である。頑張ろう・・・
 
 グーンと下がった一帯はとても広い草原である。踏み荒らさないよう木道が設置されている

 

 池塘、木道の向こうに見える赤い小屋が避難小屋である。

 

草原にある池塘

 
 
紅葉紅葉時期はグループで満席。引き返す登山客でいっぱいになるそうだ
 
 われわれグループの他に金沢のグループ3人が昼食していた

 

登山用のガスコンロで野菜、焼肉パーティをする。
格別に美味しい。山でこの体験できたことに感謝、感謝。
コーヒも格別・・・。この後一きに下山した。


焼肉・椎茸・ピーマン・ニンジン・玉ねぎ・ウインナソーセージなど食材が豊富だ
 
 


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